北海道胆振東部地震(M 6.7)は、日高衝突帯前縁の褶曲断層帯下の深い場所(~37km)で発生した。Iwasaki et al. (2019)は、過去の制御震源探査データの再解析によってこの地域の詳細な構造を求め、胆振東部地震の余震分布との関連性を明らかにした。再決定された余震は、東に緩やかに傾き下がる東北日本弧内の地殻・上部マントルの深さ7-45 kmに分布し、東に急傾斜した形状を示す。上部マントル内の活発な余震活動は、千島弧側から剥離した地殻下部によって、東北日本弧上部マントル内の熱的対流が… もっと読む
EPS(Earth, Planets and Space)誌では、2015年にEPS Excellent Paper Awardを創設しました。 現在、2019年EPS Excellent Paper Awardの推薦を受け付けております。 対象となる論文は、2014年から2018年にEPS誌で出版された全ての論文です。 賞にふさわしい優れた論文の推薦をお願いします。推薦は下記のフォームに沿ってメールにてお送りください。 推薦の締め切りは2019年11月30日です。 eic_veic[at]ea… もっと読む
EPS誌では研究成果の短報や速報を出版する目的で、Express Letter という論文形態を設けています。 Express Letterは査読期間が短いことが特徴で、論文投稿からfirst decisionまでの平均日数は 約43日 です。 皆さまの研究成果のご報告に、ぜひEPSのExpress Letterをご利用ください。 このページでは2017年1月~2019年7月に出版されたExpress Letter(計77本)のうち、first decisionまでの日数が短かった論文3本を分野… もっと読む
Miyabuchi and Hara (2019) present the distribution, discharged mass, and components of tephra-fall deposits to examine the sequence and characteristics of the 2014-2015 magmatic eruption at Nakadake first crater, Aso Volcano, SW Japan. Continuous mon… もっと読む
The 1st EPS Special Award goes to the authors of the following paper. Erwan Thébault, Christopher C Finlay, Ciarán D Beggan, Patrick Alken, Julien Aubert, Olivier Barrois, Francois Bertrand, Tatiana Bondar, Axel Boness, Laura Brocco, Elisabeth Canet,… もっと読む
EPS誌の2018年インパクトファクターが発表されました。 2-year Impact Factor (2018) = 2.736 5-year Impact Factor (2018) = 2.507 2-year Impact Factor5-year Impact Factor 20182.7362.507 20172.7732.288 20162.2432.080 20151.8712.038 20141.3281.791 20133.0561.834 20122.9211.703 20… もっと読む
学術データベースの Web of Science は、EPS誌から過去に投稿された14編の論文を"highly cited papers"として選出しました。 これらの論文は、2019年1-2月の時点で地球惑星科学分野の論文で引用数の多い論文の上位1 %に含まれていることから、今回の選出となりました。 以下にその14編の論文を列挙しますので、ぜひこれらの論文をぜひ再度チェックしてみてください。 From Section 1. Geomagnetism Finlay et al. (2016): … もっと読む