Caudron et al. (2021) explores the seismic data associated with unrest and eruptions which occurred at Whakaari/White Island volcano in New Zealand for the last ~15 years. Using novel proxies taking advantage of continuous seismic records complemente… もっと読む
EPS(Earth, Planets and Space)誌では、2015年にEPS Excellent Paper Awardを創設しました。 現在、2021 EPS Excellent Paper Awardの推薦を受け付けております。 対象となる論文は、2016年から2020年にEPS誌で出版された全ての論文です。 賞にふさわしい優れた論文の推薦をお願いします。 推薦は下記のフォームに沿ってメールにてお送りください。 推薦の締め切りは2021年11月30日です。 eic [at] eart… もっと読む
太陽フレアなどの太陽で発生する突発的な爆発現象は地球周辺の宇宙環境を乱すのみならず情報化社会の基盤にも障害を与える場合があります。しかし、太陽面爆発現象とその影響に関する詳細なメカニズムは未だ十分に解明されていません。それゆえ、高度に情報化した現代社会にとって宇宙天気擾乱は潜在的なリスクとなっています。太陽地球圏環境予測プロジェクト(PSTEP)は基礎科学研究と宇宙天気予報運用の相乗的な発展のもとに、その状況を改善する目的で組織されました。PSTEPは2015年4月より2020年3月まで実施され… もっと読む
EPS誌の2020年インパクトファクターが発表されました。 2-year Impact Factor (2020) = 2.363 5-year Impact Factor (2020) = 2.790 また、インパクトファクター以外の数値は以下の通りです。 CiteScore (2020) = 4.4 H-index = 74 2-year Impact Factor 5-year Impact Factor 2020 2.363 2.790 2019 2.075 2.472 2018 2.… もっと読む
地球周辺の宇宙空間で頻繁に観測されているホイッスラーモード波のコーラスおよびヒスと呼ばれる電磁波現象は、従来の線形理論では記述することのできない本質的に非線形な物理過程である。特にコーラスは大幅な周波数変動を伴い、コーラスと共鳴する高エネルギー電子は波動の周波数変動と外部磁場の勾配の効果により相対論的エネルギーまで加速されて地球放射線帯を形成している。コーラスおよびヒスの発生機構に関する理論的成果は過去15年間に発表された諸論文で部分的に発表されてきたが、Omura (2021)はこれらの成果を… もっと読む