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  • 2019.11.04
[Frontier Letter] Structural heterogeneity in and around the fold-and-thrust belt of the Hidaka Collision zone, Hokkaido, Japan and its relationship to the aftershock activity of the 2018 Hokkaido Eastern Iburi Earthquake

北海道胆振東部地震(M 6.7)は、日高衝突帯前縁の褶曲断層帯下の深い場所(~37km)で発生した。Iwasaki et al. (2019)は、過去の制御震源探査データの再解析によってこの地域の詳細な構造を求め、胆振東部地震の余震分布との関連性を明らかにした。再決定された余震は、東に緩やかに傾き下がる東北日本弧内の地殻・上部マントルの深さ7-45 kmに分布し、東に急傾斜した形状を示す。上部マントル内の活発な余震活動は、千島弧側から剥離した地殻下部によって、東北日本弧上部マントル内の熱的対流が遮断されて低温で脆性的な環境が形成されたと解釈される。

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